「第52回我ら海の子展」を後援しました。

「第52回我ら海の子展」(主催 一般財団法人サークルクラブ協会、公益社団法人日本海洋少年団連盟)の授賞式が2024年8月23日ホテル・ニューオータニ(東京)にて開催され、当財団は後援団体として参加しました。
全国の中学生、小学生、幼児から「私の海」をテーマにした絵画2,852点の応募がありました。
その内、国土交通大臣賞3作品(中学生の部、小学生高学年、低学年以下の部)はじめ、主催者、後援者、個人審査員による特別賞、金賞、銀賞の合計56作品に各賞が贈られました。

(※以下の写真をクリックすると、拡大画像が表示されます。)
第52回我ら海の子展集合写真

「第52回我ら海の子展」授賞式の集合写真
2024.8.23 於ホテル・ニューオータニ(東京)


海をきれいに 河村 悠衣さんへ賞状手渡す郷古理事長

山縣記念財団理事長賞には、中学1年生 河村 悠衣(かわむら ゆい)さんの
絵画「海をきれいに」が選ばれ、当財団郷古理事長より河村さんに賞状が贈られました。

今後の受賞作品展示会の日程は、以下の通りです。

・銀座ギャラリー 8月6日(火)~ 9月10日(火)
・国土交通省 1階ロビー 10月1日(火)~10月11日(金)(予定)
・アクアマリンふくしま 11月2日(土)~12月1日(日)(予定)
・琴平海洋博物館、氷川丸、アクアワールド茨城 大洗水族館、神戸海洋博物館は今後決定します。

 

特別展示『海の人類史 パイオニアたちの100万年』に協賛しています。

当財団が助成・協賛している特別展示『海の人類史 パイオニアたちの100万年』が、10月6日(日)まで、東京駅前(丸の内)のKITTE(旧東京中央郵便局)2-3階にある「インターメディアテク」で開催中です。

https://www.intermediatheque.jp/ja/schedule/view/id/IMT0277

今回の展示の特徴は「原始x現代のコラボ」、先史時代人、現代人、それぞれによる「海への挑戦」がテーマです。

第一部の「先史時代の挑戦」は、2019年7月「3万年前の航海 徹底再現プロジェクト」を成功させた海部陽介氏を中心とした東京大学総合研究博物館により、人間にとって初めての海事・海運行動の意義と意味を考える場となっています。

また、第二部の「現代のチャレンジ」は、海部氏と「東京大学海事デジタルエンジニアリング講座(MODE)」(代表:村山英晶教授)のコラボから発展し、人類が長年に亘って磨いてきた風力による航海技術が、今再び「ウインドチャレンジャー」「ウインドハンター」といった新技術を通して注目されている状況や、海上の安全や環境保全に向けての海事産業の動きについて、(株)商船三井や(一財)日本海事協会の協力によりクローズアップされています。

皆様のご来場をお待ちしています。



夏季休業のお知らせ

2024年8月13日(火)から15日(木)まで夏季休業とさせて頂きます。

2024年山縣勝見賞贈呈式開催

 当財団が海事交通文化の研究及び普及・発展に貢献された方々を顕彰するために、2008年に創設した「山縣勝見賞」は本年第17回目を迎え、7月16日(火)「2024年山縣勝見賞」の贈呈式を、都内で開催致しました。

山縣勝見賞贈呈式開催

「2024年山縣勝見賞」贈呈式における受賞者記念撮影 2024年7月16日 

左から根川 幸男氏(著作賞)、松尾 俊彦氏(著作賞)、高田 富夫氏(功労賞)、佐藤 辰宣氏(特別賞 堀川 惠子氏代理)
(写真をクリックすると大きくなります。)
受賞者、受賞者略歴、選考理由は以下の通りです(敬称略)。

 

2024年山縣勝見賞受賞者概要

≪著作賞≫

根川 幸男著『移民船から世界をみる 航路体験をめぐる日本近代史』
(法政大学出版局、2023年8月刊)

受賞者略歴:
1963年大阪府生まれ。サンパウロ大学哲学・文学・人間科学部大学院修士課程修了。博
士(学術)(総合研究大学院大学)。専門は移植民史。ブラジリア大学文学部准教授を経て、
現在、国際日本文化研究センター特定研究員。同志社大学、滋賀県立大学、広島大学で兼
任講師。主要著書に『ブラジル日系移民の教育史』(みすず書房、2016年)ほか。

選考理由:
移民船の船旅という観点からの考察は、独創性があり乗船体験の紹介も珍しい。海洋動物との出会い、食事にまつわること、船内の揉め事など、飾らない日常が読み取れる。また、歴史的背景、写真、資料を添えることで記述が引き立っている。まさにわが国の近現代史の1側面であり、その歴史において船舶が果たした役割は指摘して余りあるものであり、本書はそのことを改めて気づかせてくれる好著として評価できる。 

≪同≫

松尾 俊彦著『日本の内航海運の研究』
(晃洋書房、2023年12月刊)

受賞者略歴:
1955年広島県生まれ。1976年広島商船高等専門学校航海学科卒業。1980年東京商船大学商船学部航海学科卒業。2002年東京商船大学大学院商船学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。現在、大阪商業大学総合経営学部教授。主要著者に『モーダルシフトと内航海運』(共著、海文堂出版、2020年)ほか。

選考理由:
外航の海運と比較すると、相対的に研究が少ない内航海運において、いろいろな切り口か
ら、問題の本質を考察し、体系的かつ平易に整理されており理解しやすい構成になっている。現在の内航海運の課題である高齢化、働き方改革による船員不足の加速などを中心に論じられており内航海運の歴史をふまえた記述には説得力がある。学術的価値があるとともに、よくまとめ上げられた好著として評価できる。

≪論文賞≫
該当者なし

≪功労賞≫

高田 富夫氏(流通経済大学名誉教授)

受賞者略歴:
1971年早稲田大学第一商学部卒業。1973年 早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。1976年 早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。1978年 名古屋学院大学経済学部専任講師。1997年 早稲田大学博士(商学)。2000年 流通経済大学流通情報学部教授を経て、現在、流通経済大学名誉教授。2015年~2023年 (一財)山縣記念財団理事。主要著書に『海運産業の成長分析』(晃洋書房 1996年)ほか。

選考理由:
長年にわたり、学術面・公益面で、海運、物流、ロジスティクス分野の発展に多大なる貢献をされたことは功労賞に値する。

≪特別賞≫

堀川 惠子氏(ジャーナリスト、ノンフィクション作家)
受賞者略歴:
1992年広島大学総合科学部卒業。広島テレビ放送にて報道記者、ディレクターを兼務。2004年同報道部デスクを最後に退社、東京にて番組制作にたずさわる。読売新聞社・読書委員(2022年~2023年)、広島大学特別招聘(しょうへい)(しょうへい)教授。「第23回司馬遼太郎賞」(『狼の義 新 犬養木堂伝』〈林新氏と共著〉に対して)「第1回城山三郎賞」(『教誨師』に対して)、「第48回大佛次郎賞」(下記作品に対して)をはじめ、数々の作品に対して文学賞等を受賞している。

選考理由:
『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』(講談社、2021年7月刊)は、日本にとっての船舶の重要性に注目し、シーレーンの安全と船舶による輸送力の確保が、平時にも戦時も決して欠けてはならないことを伝えるために、太平洋戦争開始前に、広島・宇品の陸軍船舶司令官であった田尻昌次中将の膨大な手記をはじめとした資料や聞き取り調査を元に著した渾身の力作であり、この本を通じての船舶の重要性を伝える講演活動も含め、特別賞に値する。

以上

2024年6月17日付異動のお知らせ

6月17日付にて、以下のとおり異動がありました。

評議員
退任
 石井 憲
 伊藤 義和
 逸見 真
 
新任
 高野 茂(たかの しげる)
 稲岡 俊一(いなおか としかず)
 瀬田 真(せた まこと)

これに伴い、財団案内役員・評議員・研究員<http://www.ymf.or.jp/zaidan/official/>のページを更新しました。

2024年山縣勝見賞受賞者決定

 当財団は、2008年に設立者の名前を冠した「山縣勝見賞」を創設し、海運を中心とする海事交通文化の研究及び普及発展に貢献された方々を顕彰し、その研究成果(著作・論文)や業績を対象として表彰する制度を発足しましたが、このほど「2024年山縣勝見賞」の受賞者が下記の通り決定しましたので、お知らせ致します(敬称略)。
 なお、贈呈式は7月16日に都内にて開催する予定です。

2024年山縣勝見賞受賞者概要

   

≪著作賞≫
根川 幸男著『移民船から世界をみる 航路体験をめぐる日本近代史』
(法政大学出版局、2023年8月刊)

受賞者略歴
 1963年大阪府生まれ。サンパウロ大学哲学・文学・人間科学部大学院修士課程修了。博士(学術)(総合研究大学院大学)。専門は移植民史。ブラジリア大学文学部准教授を経て、現在、国際日本文化研究センター特定研究員。同志社大学、滋賀県立大学、広島大学で兼任講師。主要著書に『ブラジル日系移民の教育史』(みすず書房、2016年)ほか。

選考理由
 移民船の船旅という観点からの考察は、独創性があり乗船体験の紹介も珍しい。海洋動物との出会い、食事にまつわること、船内の揉め事など、飾らない日常が読み取れる。また、歴史的背景、写真、資料を添えることで記述が引き立っている。まさにわが国の近現代史の1側面であり、その歴史において船舶が果たした役割は指摘して余りあるものであり、本書はそのことを改めて気づかせてくれる好著として評価できる。 

   


松尾 俊彦著『日本の内航海運の研究』
(晃洋書房、2023年12月刊)

受賞者略歴
 1955年広島県生まれ。1976年広島商船高等専門学校航海学科卒業。1980年東京商船大学商船学部航海学科卒業。2002年東京商船大学大学院商船学研究科博士後期課程修了、博士(工学)。現在、大阪商業大学総合経営学部教授。主要著者に『モーダルシフトと内航海運』(共著、海文堂出版、2020年)ほか。

選考理由
 外航の海運と比較すると、相対的に研究が少ない内航海運において、いろいろな切り口から、問題の本質を考察し、体系的かつ平易に整理されており理解しやすい構成になっている。現在の内航海運の課題である高齢化、働き方改革による船員不足の加速などを中心に論じられており内航海運の歴史をふまえた記述には説得力がある。学術的価値があるとともに、よくまとめ上げられた好著として評価できる。

≪論文賞≫
該当者なし

≪功労賞≫
高田 富夫氏(流通経済大学名誉教授)

受賞者略歴
 1971年早稲田大学第一商学部卒業。1973年 早稲田大学大学院商学研究科修士課程修了。1976年 早稲田大学大学院商学研究科博士課程単位取得退学。1978年 名古屋学院大学経済学部専任講師。1997年 早稲田大学博士(商学)。2000年 流通経済大学流通情報学部教授を経て、現在、流通経済大学名誉教授。2015年~2023年 (一財)山縣記念財団理事。主要著書に『海運産業の成長分析』(晃洋書房 1996年)ほか。

選考理由
 長年にわたり、学術面・公益面で、海運、物流、ロジスティクス分野の発展に多大なる貢献をされたことは功労賞に値する。

≪特別賞≫
堀川 惠子氏(ジャーナリスト、ノンフィクション作家)
受賞者略歴
 1992年広島大学総合科学部卒業。広島テレビ放送にて報道記者、ディレクターを兼務。2004年同報道部デスクを最後に退社、東京にて番組制作にたずさわる。読売新聞社・読書委員(2022年~2023年)、広島大学特別招聘(しょうへい)教授。「第23回司馬遼太郎賞」(『狼の義 新 犬養木堂伝』〈林新氏と共著〉に対して)「第1回城山三郎賞」(『教誨師』に対して)、「第48回大佛次郎賞」(下記作品に対して)をはじめ、数々の作品に対して文学賞等を受賞している。

選考理由
 『暁の宇品 陸軍船舶司令官たちのヒロシマ』(講談社、2021年7月刊)は、日本にとっての船舶の重要性に注目し、シーレーンの安全と船舶による輸送力の確保が、平時にも戦時も決して欠けてはならないことを伝えるために、太平洋戦争開始前に、広島・宇品の陸軍船舶司令官であった田尻昌次中将の膨大な手記をはじめとした資料や聞き取り調査を元に著した渾身の力作であり、この本を通じての船舶の重要性を伝える講演活動も含め、特別賞に値する。

                                                     

以上

「第20回 明治丸シンポジウム」を後援しています。

「第20回 明治丸シンポジウム」を後援しています。

日本海洋少年団連盟「褒状山縣賞」授賞式に出席しました。

2024年3月22日(金)、川崎汽船(株)本社(東京・千代田区)にて、(公社)日本海洋少年団連盟主催の2022年度「褒状山縣賞」授賞式が開催され、当財団から郷古理事長・八木常務理事が出席しました。

同賞は、同連盟が優秀な団員又は卒団後も引続き海洋少年団員の指導等に当たっている指導者を顕彰するために、同連盟の第3代会長を務めた山縣勝見(当財団創設者、初代理事長)の名を冠し、当財団からの助成を受けて、2010年度から開設したものです。7名の受賞者が参加し、同連盟の菊井大蔵理事長から挨拶と受賞者への表彰状・バッチの授与がありました。当財団郷古理事長からも祝辞を述べ、記念品として、『日本の海のレジェンドたち』(山縣記念財団80周年記念出版編集委員会編、2021年3月海文堂出版刊)を受賞者の皆さんに贈呈しました。

同連盟は、これにより団員の海運、船舶、海洋環境保全等の知識の更なる向上とモチベーションの昂揚を図り、引続き海洋少年団の指導育成に当たる人材を確保し、これらの活動を通じて、全国の少年少女達への海事思想の普及に大きく寄与するとともに、海洋少年団運動の更なる向上を図ることを目指しています。

日本海洋少年団連盟「褒状山縣賞」授賞式

川崎汽船(株)本社にて 日本海洋少年団連盟・菊井大蔵理事長(前列左から2人目)、当財団・郷古達也理事長(同右)、同・八木利幸常務理事(同右端)、同連盟・綾清隆理事(同左端)を囲んで受賞者記念撮影(クリックすると大きくなります)


日本海洋少年団連盟「褒状山縣賞」については、以下記事をご参照下さい。

褒状山縣賞

 

『海事交通研究』第73集寄稿論文、 「2024年山縣勝見賞」、 補助金助成申込み募集のお知らせ

当財団は、新年1月5日(金)より、以下三事業の募集を順次致しますので、夫々の募集要領(又は早見表)をご覧の上、末尾の連絡先宛、是非ご応募・お問合せをお願いします。

1.海事交通研究第73集寄稿論文募集
当財団は、『海事交通研究』(年報)を1965年(昭和40年)11月に創刊し、海運とその周辺分野に関する最新の研究成果を発表して参りました。≪募集要領へ≫

2.2024年山縣勝見賞の募集
当財団は、2008年に創立者の名前を冠した「山縣勝見賞」を創設し、海事交通文化の調査・研究及び普及・発展に貢献された方々を顕彰し、その研究成果を表彰しております。≪募集要領へ≫

3.2024年度補助金助成申込みの募集
当財団は、海事交通文化の調査研究、その他海事の発展に貢献し、または貢献しようとする事業への補助金助成活動を行って参りました。≪募集要領へ≫


 

※※※※ 1.『海事交通研究』第73集への掲載論文等募集のご案内 ※※※※

 当財団は、『海事交通研究』を1965年(昭和40年)11月に創刊し、海運とその周辺 分野に関する最新の研究成果を発表して参りました。
 今後とも、本誌は、海事社会、海事産業における現代的な課題のみならず、時代を超えた普遍的な事象を取り上げ、将来的な方向性を捉えて世に問う役割を担っていきたいと考えています。
 2024年12月発行予定の第73集につきましても、以下要領にて掲載論文等の募集を致しますので、奮ってご応募くださいますようご案内申し上げます。
 なお、本件に関する最新情報については、当財団ホームページでご確認ください。

・・・・・・募集要領・・・・・・

1.募集対象:海運、物流、港湾、造船、海上保険及びその周辺分野をテーマとする


 (1)論文(査読の対象)、または、 (2)レポート(報告、調査、活動報告、体験レポート、現地レポート等。査読の対象とはなり ません)。
上記分野であれば、テーマは自由といたしますが、以下に今日の海事に関する喫緊と思われるテーマなども含めて列挙してみましたので、ご参考になさってください。

① コロナ後の海運
② 世界の国際海峡の問題と現状
③ 離島航路の運営に関する現状と課題
④ 病院船あるいは災害対応船についての研究
⑤ 遣隋使時代から江戸鎖国以前の日本(和船)の航海術
⑥ 労働力不足時代の船員問題及び人材育成の課題
⑦ 船荷証券の研究
⑧ 気象変動が海運に及ぼす影響
⑨ 海運における温室効果ガス(GHG)排出削減に関する現状と課題
⑩ 世界における日本の造船技術の現状
⑪ 「2024年問題」とモーダルシフト
⑫ IFRS(国際財務報告基準)が海運産業に及ぼす影響
⑬ 船舶ファイナンスの多様化についての研究
⑭ 海事広報の現状と課題
⑮ 海上保険の課題と展望
その他、「レポート」として⑯航海の記録、⑰新造船紹介(コンセプト・特徴・その他詳細な解説)等

2. 応募資格者:どなたでも応募出来ます。

3. 応募の条件 :
(1) 未発表のもの(二重投稿・剽窃・自己剽窃とみなされる論文等の投稿は不可)。他誌/媒体にすでに掲載された文章を一定範囲で再掲される場合は必ずご相談ください。著書や新聞等の文献から引用した場合及び発想を転用した場合は、出典(著者名・タイトル・発行所名・発行年月等)を明記(但し、ウェブサイト上の資料を利用した場合は、URLとアクセスした日付を明記)してください。
(2) 原則日本語としますが、相談に応じます。共著も可。

4. 容量:A4版縦置き横書き(40字×40行)で最大14ページ(冒頭にアブストラクト(要旨)を5~8行、キーワードを5個以内で記載し、目次・図表・注等も含む)。

5. 応募・審査手順:
(1) 論文等執筆の申請をされる方は「年報掲載論文等執筆申請書」(以下「申請書」という)を2024年1月5日(金)~2月29日(木)の間に、メール・郵便(2月29日消印まで有効)又はFAXによりお送りください。(本誌巻末の「申請書」書式を切取線から切り取り、ご使用ください。申請書のWordフォームがお入用の方はご連絡ください。)
(2) 当財団の「年報掲載作品編集委員会」(以下「編集委員会」という)が提出された申請書を審査し、論文等の執筆を応諾するかどうかを3月末までにご連絡致します。
(3) 原稿提出は2024年7月20日(土)23時59分を財団着信時刻の締切として、メールに添付して応募することとします。

6. 提出論文の年報への掲載可否については、査読(注)を経て、編集委員会での審議にて決定次第お知らせします。(論文以外の形式で執筆された作品は査読の対象外です)。
発行は、12月上~中旬の予定です。査読を経た論文には、≪研究論文(査読付き)≫と明記します。
(注)査読は、研究論文として応募されたものを対象に、大学または大学に準ずる教育研究機関において教育研究の経験のある者、および民間企業等で実務経験のある者の中で、査読対象の論文の研究分野に精通している者によって行い、①新規性・独創性、②有用性、③信頼性・公平性・客観性、④首尾一貫性、課題達成度、具体的提案、⑤読みやすさを評価項目とします。
7. 原稿料:年報に掲載された論文等については当財団所定の料率にて原稿料をお支払いします。
8. 年報掲載論文等執筆申請書・論文等の提出先・問合せ先:本誌p.109をご覧ください。

以 上

過去の年報掲載論文(2017年第66集まで)はこちらから

過去の年報掲載論文(2018年第67集から)はこちらから

 

 

※※※※ 2.「2024年山縣勝見賞」募集のご案内 ※※※※

 

 当財団は、2008年に設立者の名前を冠した「山縣勝見賞」を創設し、国民生活に重要な役割を果たしている海運を中心とする海事交通文化の研究及び普及・発展に貢献された方々を顕彰し、その研究成果を対象として表彰する制度を発足しましたが、この度も「2024年山縣勝見賞」への応募を以下の通り受け付けます。
 なお、本件に関する最新情報については、当財団ホームページでご確認ください。
 また、前回の「2023年山縣勝見賞」につきましては、本誌p.114~115に掲載しております。

・・・・・・募集要領・・・・・・

1. 募集対象分野 :募集対象:海運、物流、港湾、造船、海上保険及びその周辺分野をテーマとする著作(共著も可)、論文ならびに業績

2. 募集開始日 :2024年3月1日(金)

3. 応募締切日 :2024年4月30日(火)(当日の消印有効)

4.賞の種類及び対象
 ①著作賞  海事関係の単著又は共著で、2021年1月1日から2023年12月31日までの間に発表されたもの。
 ②論文賞 海事関係論文で、上記と同期間に発表されたもの。
 ③功労賞 海事交通文化の発展に顕著な業績のあった個人。特にその業績の対象期間は問わない。
 ④特別賞 上記三賞に匹敵する功績が認められる個人または法人ならびにその事業で、例えば、海事交通文化の発展に寄与する各種媒体(著作、絵画、映像、構造物等)の制作やイベント(研究/教育/広報/振興/展示/公開活動等)の企画・運営等につき、顕著な業績のあった者。
 なお、過去に、山縣勝見賞、或いは、他の学会又は団体等が運営する賞を受賞している場合でも受賞の資格を有するものとします。

5. 賞金    :各賞とも20万円

6. 応募手続:上記①・②の応募は、個人・団体の推薦または自薦によるものとします。
③・④は、推薦のみによるものとします。
応募者(推薦者/申請者)は、当財団宛所定の推薦/申請書(①・②用③・④用の2種類のフォームがあります。Excelフォームが必要な方はご連絡下さい)に 推薦/申請理由書ならびに当該著書・論文コピーを1部添付のうえ提出してく ださい(著書は後日返却可能)。

7. 受賞者の発表:受賞者の氏名等は、2024年6月に当財団のホームページ、その他海事関連のメディアを通じて発表します。なお、受賞者への贈呈式は2024年7月15日(月・祝)の「海の日」の前後に行います。

以 上

 

 

※※※※ 3.2024年度補助金助成申請のご案内 ※※※※※

 

 当財団は、海事交通文化の研究及び普及・発展に貢献する事業への支援・助成活動を行って参りましたが、2024年度につきましても以下の通り募集致しますので、ご応募下さい。
また、2023年度の補助金助成先につきましては、本誌p.116~117に掲載しております。

・・・・・・募集要領・・・・・・

1. 募集対象:海運、物流、港湾、造船、海上保険及びその周辺分野をテーマとする下 記4(2)を条件とする事業や研究活動への助成・協力

2. 募集開始日 :2024年1月5日(金)

3. 応募締切日 :2024年2月29日(木)(当日の消印有効)

4. 申請のための条件 :
(1) 2024年4月から2025年3月までに実施する事業であること

(2) 収益を目的とする事業ではなく、海事交通文化の発展に貢献し、または貢献し ようとする事業や研究活動であること。

(3)2024年3月までに実施したことのある事業の場合は、その実績が一定の評価を得ていること。また、これから実施しようとする事業の場合は、当該事業を実施するための実態的な人材・知見が整い、事業目的が明確に示されていること。

(4) 事業の経費のうち、当該事業の実施のために直接必要な経費(以下、直接経費という)を対象とする。一方、当該事業を含む申請者の活動全般に包括的に必要な経費は対象外とする。例えば、機器・図書の購入費、人件費、学会等参加費、交通費、宿泊費等は、直接経費と判断される場合のみ対象とする。

(5)補助金を2025年3月までに使い切れないことが判明した場合は、申請以外の使途に流用することなく、2025年3月までに当財団に差額を返金すること。

(6)申請者の所属する大学等が当該補助金に係る会計処理を担当し、その事務経費を 補助金の一部から充当したいとの申し出があるときは協議に応じる。

(7)本補助金を利用して活動した後、本補助金の使途に関する事後報告を、遅くとも 2025年4月までに行うこと。

(8)本事業の成果について対外発表する場合は、当財団の補助金による事業である旨 の記載を行うこと。

5. 申請手続 補助金助成申請書(又はこれに代え、募金趣意書等)の提出による。(申請書のWordフォームがお入用の方はご連絡下さい。)

6. 審査結果の発表 :助成審査委員会(2024年3月上旬開催予定)により審査し、理事会(2024年3月中~下旬開催予定)に答申。結果は2024年4月上旬までに申請者宛連絡する。

7. 補助金の振込 :申請者の請求書又は寄附金受入通知(金額、目的、振込口座、名義、振込希望年月日を記載)に対して行う。

以 上


 

【以上三事業の申請書等の送付先・問合わせ先】
一般財団法人 山縣記念財団
〒104-0032 東京都中央区八丁堀1-4-5 川村八重洲ビル2F
TEL:03-3552-6310, FAX:03-3552-6311
E-mail: zaidan@yamagata.email.ne.jp

冬季休業のお知らせ

2023年12月27日(水)から2024年1月4日(木)まで冬季休業とさせて頂きます。